新型コロナウイルス(COVID-19 )の年齢別の重症化率と致死率。子どもと若者の重篤化と死亡者の勘違い!

日ごとに増していくコロナの症例。

2020年4月5日(日)に日本の報道で「子供は重症化しない」神話の崩壊という記事を見て、何言ってるんだと思ったので記事にしました。

若者も高齢者も同じくらい感染するし、重症化もするし、もっと言うと死ぬよ?という内容の過激な内容です。

コロナウイルスの年齢別データの嘘

増加グラフ

何が間違って若者は「自分たちはかからない」「かかっても大丈夫」と思い始めたのか。

実を言うと、僕自身も数週間前までそう言ってたし、何なら「かかったらその時」とか言って開き直ってました。誤解が無いように言っておきますが、僕は2月27日からは電車通勤を止めて人混みの中に行ってないし、買い物すらしてないので感染しない心がけはしています。

それでも、僕は世論を鵜呑みにしていました。

最初に一度、「若者は重症化しにくい」という情報が発信されてしまったせいで、国民は修正される情報に追いつけず未だ「若者は軽症で済むから」と勘違いをしています。出始めの情報がいかに肝心か、またそれが本当か吟味することを考えさせられるいい例です。もはや基礎疾患があるとか無いとか関係ありません。

データの真実

さて、年齢別データの嘘と題して言いたかったのは公表されているデータを信じるな、という話でもありません。あくまで参考にして、真実は違うということだけ理解した上で、予防に努めればいいのです。

まず、ミクロな単位から話をしますと、毎日公表されている感染者数はあくまで最低限の数値です。発表されている以上に感染者はいることに間違いありません。理由は単純で、検査を全員におこなっているわけではないからです。4月3日のシカゴ大学の教授のコメントのとおりです。

判明した方々だけ感染経路を追ったとしても、暗数となる表沙汰になっていない人が出歩いていたら意味がありません。常に他人からの感染は意識して行動すべきです。

もうひとつ加えると、陽性者のうち無症状の感染者が約半数というアイスランドの徹底したデータも4月3日に公開されています。つまり、アイスランドの情報を信じると、体調の悪い人だけを検査している日本には、判明しているより2倍の数感染者がいたとしてもおかしくありません。別に面白おかしく煽りたいのではないのです。よく考えて行動をしてほしいだけです。

まだ未知の病であることは否めないため、無症状の人の感染力が低いとはいっても菌を保有して、拡散する力を持ち合わせていることは間違いありません。

中国の年齢別データ

こんなグラフを見たことあるでしょうか。

コロナ中国年齢別グラフ
データ出典:China CDC Weekly 2020

2月の中国の7万2314人のデータを分析の結果です。これが、若者の油断を導いたのです。

データやグラフを否定する気はありませんが、統計やデータというのは人が集めるものなのでこういった例の場合100%正しいと言い切るものを作るのは難しいです。どれも、考えの参考にするための資料であり、これが世の中の全てではなく、本当のことを表しているのではありません。

また、年齢別データは国によって結果が違います。環境も遺伝子も違うので当たり前です。

日本の年齢別のデータ(最新版は下部にあり)

日本のデータは以下になっています。(グラフは東洋経済オンラインのもの)

日本のコロナ感染者の年齢別データ

相変わらず10代は死亡も重症化もしていないように見えます。これは数字のマジックで、データの母数が少ないから出てきてないだけです。世界では死亡例も既に出てきています。確率が低いだけで、重症化も死亡も普通にありえるのです。

子どもは大丈夫だからと思わないでください。後悔する前に感染予防に努めるべきです。感染者が増えれば増えるだけ結果となって現れてきます。SARSのときも同じでした。さらに、子どもが拡散者となる可能性も忘れてはいけません。

繰り返しますが、日本のデータは検査した人だけのデータです。感染していても、自己申告しないと判明までに至りません。これが悪いとは言いませんが、くれぐれも鵜呑みにしないでください。

世界の年齢別の死亡率

日本のデータが偏っているのだとしたら、本当はどうなるべきなのか。

世界のデータを調べていても、若者の死亡率自体が低いことは変わりありませんでした。アメリカは24歳以下は1から4歳の子が1人無くなったのみで、ヨーロッパでも持病のない10代(12歳少女と13歳少年)と確かに少ないですね。(2020年4月3日時点)

若ければ若いほど重症化になりにくく、死亡しにくい。それは間違いなさそうです。ただ、若者はダメージが少なくても他人に伝染すことはできます。それが最大の問題なのでしょう。逆に、年齢を経れば、どんどんと危険になっていくわけです。

基礎疾患持ちかどうか、とよく言われてましたが簡単に言い換えると身体が健康かどうかです。まったく健康な人でも死ぬことがあるのに、他の病気等を持っていたら死亡確率が上がるのも自然な話だと思います。新型コロナウイルスはただでさえ、重症化すると苦しい病です。身体が弱いと亡くなりやすい、それだけでしょう。

よって、世界的に見ても「健康な」若者は死ににくく、「身体の弱い」人が危ない、といったのが現在の見解です。年齢別データは出揃っているわけでもなく、不確定な部分も多いですが、概ね正しいと思われます。

ただ、国によって数字が大きく異なります。もし若者の栄養状態の悪い国などの統計がしっかり取れたとしたら、その国では10代未満でも死者が増えるでしょう。

参考までにまったく数字の異なるシンガポールの年齢別感染者も載せます。

シンガポールの年齢別感染者(covid19SG)

国によっては20代の喫煙率やコロナパーティなどの開催も関係してくるので、こういったケースもあるという程度でしょうか。世界的にはコロナは男性の方がかかりやすいというデータに現在はなっているようです。

この数字はその年代がどれだけちゃんと対策して行動したかも現れてきます。そのうち、日本では通勤している方々が一番問題と言われてくるの予感がします。土日の行動だけ改めても意味がないのです。

スポンサーリンク

20代~70代の増加の背景

電車「混雑率」(国土交通省)

昨日2020年4月5日(日)、NHK討論番組のある言葉が気になりました。

西村康稔(やすとし)経済再生担当相が「(先週土日で地下鉄の利用者が7割近く抑えられている。これを続けていけば終息できる。これを徹底していくことが大事だ」と言ったことに関して疑問があったのです。

労働年齢の20代~70代は通勤に電車を利用する人が多い事実は変わっていないのに、休日だけ出かけなければオーバーシュートしないの?といったことに関しての疑問です。テレワークとかどうこうより、まず実態把握が必要です。

電車の乗車率の測定は普段のデータなどなく、信頼できないので口コミや写真などでどれだけ情報があるかと集めてみました。

僕は名古屋通勤ですが、先日4月3日(金)にある駅口を車で通ったときにかなりの多くの人が乗車しているのを見ました。通勤で使っていた人はまだかなりいたと思います。目測にして数百程度です。(その時は川名駅で車両火災事件があり、偶然にも乗客は降りざるを得なかった)

結局、テレワークを導入できない企業は通勤電車しか認められなかったりすることもあるわけです。でないと、売上を維持できなかったり、仕事が回らない中小企業もあるからでしょう。お国がここをどうにかしない限り、感染者を減らすことは難しいです。

鉄道会社各社の努力があっても、どうしても通わなきゃいけないサラリーマンもいるのです。

コロナは何度も感染する?

最後に、ここの危険性について触れておきます。

あくまで低確率な上に、まったくの嘘である可能性もあるのですが、万が一のことがあったらと思って共有したいです。2020年4月6日(月)現在では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関して解明されていません。

検査キットの精度が低いせいか、二度感染した報告が中国でありました。日本でも、2月に大阪で同じような例が認められており、専門家もそういった場合もあり得ると答えています。ただ、極めて稀な例である上に、間違いである可能性にも指摘しています。正しいか正しくないかは現時点ではっきりしません。(大阪のツアーガイドが二度感染した記事

ただ、今は免疫がついたとしてもそれがいつまで続くかの憶測のみで、科学的な証拠がまだ揃いません。

可能性が低いとはいえ、実例が出てきており、膨大な感染者となった場合には二度かかる人も増えるということになるのです。治ったからと安心していたのにまた撒き散らすことがあったりもするわけです。2003年のSARSのように消えてしまえばと思うのですが、夏のオーストラリアでも流行ってるので年中どこかしらで発生するような気もします。

こんなことまで考えると防ぐのは完全に難しいと判断してしまいそうです。

コロナの感染を防ぐ方法

泡 使いすぎ

世界では、外出禁止で対策をしています。

確かに1ヶ月国民全員が接触しなければかなり感染を防ぐことができるでしょう。でも、もとは1人とか少数からここまで莫大な感染をしたことを考えると、また繰り返すようなケースも考えられます。

もし毎日2人程度しか感染者が確認されなかったとしても、その2人から再度爆発的な流行が起こらないとも限りません。感染者がマスクをしていても、伝染るときは伝染るのです。完全な対策はワクチンと治療薬ができないとやはり難しいはずです。それが来年の春と言われているのだから、しばらくは続くのではないでしょうか。

各国では、流行している背景もそれぞれ異なります。代表的なアメリカでは、国民保険が無いのでコロナの治療に350万かかることが問題で、治療せずに蔓延してしまったりしているのかもしれません。中国では衛生問題があり、手洗いが日本ほど一般的でないはずですし、その他の国でもマスクが文化として根付いてなかったりしました。

そう思うと、国民病の花粉症は意外と貢献してたりするのでしょうか。

今は上司に間違っていると言われても、世界にならって引きこもりをするのが正しいのかもしれませんね。

筆者の予想

僕の予想では、そんな日本では数週間後にはコロナウイルスが大流行します。東京や都会を中心に広まっていくでしょう。感染が発覚するまで時間がかかるのもこの病気の怖いところです。思いがけない感染ルートもあるでしょう。

それをただただ見過ごすのが嫌だったので、微力ながら、この度記事にしました。

今は若者も高齢者も関係なく他国を見習い、他人との接触を避け、おとなしく家にいるべきです。そして、国は企業やサラリーマンが休めるように保証をしない限り、感染者は増え続けるでしょう。(増加率の問題でなく、0にならないという意味で)

僕の友達は、コロナウイルスが原因で仕事がなくなりました。それも、政府がなんとかしてくれたら嬉しいです。給料なくしてどうやって生活すればいいか教えて下さい。

関連記事

友達が、失業するかもって言ってきた。まともに頑張ってきたのに、いきなり。僕の友達が何か悪いことでもしたんだろうか。これから経済が悪化するって時に、いったいどうやって仕事を探せばいいって言うんだろうか。集客ができな[…]

コロナウイルスのデータ調査の便利なサイト集

新型コロナウイルス対策ダッシュボード (県別の感染者数と感染症病床数など)

データとグラフで見る「新型コロナウイルス」 (日テレニュース24)

新型コロナウイルス国内感染の状況 (東洋経済オンライン)

チャートで見る新型コロナウイルス感染 (日本経済新聞)

新型コロナ、中国7万人の患者分析 (日経Gooday:中国の2月の分析結果を解説したサイト)

最新情報をチェックしよう!